ガーリックオイルの作り方
料理の美味しさを引き出す野菜と言えばニンニクです。
ところが、にんにくは100g当たりの糖質20.6g・食物繊維5.7g
(炭水化物26.3g)なので糖質制限NG食品です。
そこで、にんにくの香りと旨味だけを取り出すのが、今回作り方をご紹介するガーリックオイルです。
万能オイルですが、特にフレンチのラタトゥイユやイタリアンのカポナータなどの野菜料理の最後に加えると味がグンとよくなります。
今日使うオイルはキャノーラ油です。
本当はオリーブオイルを使いたいのですが節約生活のためやむおえません。
ここでオリーブオイルとキャノーラ油の成分をご覧ください。
●キャノーラ油(菜種油)
脂肪 100
飽和脂肪酸 7.365
(パルミチン酸) 4.298
(ステアリン酸) 2.087
一価不飽和脂肪酸 63.276
ω9(オレイン酸) 61.744
多価不飽和脂肪酸 28.142
ω6(リノール酸) 19.005
ω3(α-リノレン酸) 9.137
●オリーブオイル
脂肪 100
飽和脂肪酸 13.808
(パルミチン酸) 11.29
(ステアリン酸) 1.953
一価不飽和脂肪酸 72.961
ω7(パルミトレイン酸) 1.255
ω9(オレイン酸) 71.269
多価不飽和脂肪酸 10.523
ω6(リノール酸) 9.762
100g当たりのω9オレイン酸がキャノーラ油では61.744g
オリーブオイルでは71.269gです。
どちらもω9オレイン酸が主成分です。
そしてキャノーラ油にはω3 α-リノレン酸も含まれていいます。
余り摂りたくないω6(リノール酸)も 19.005 g含まれていますが割合としては少なめなので問題ないと思います。
キャノーラ油と菜種油の違いはウィキペディアに詳しく書かれています。今回はキャノーラ油として記載しています。
材料
キャノーラ油 1リットル
にんにく皮をむいたもの600g
作り方
ストレーナーにキッチンペーパーを敷いて鍋にのせ、焦がさないうちにオイルを濾す。
完全に冷めてからビンに移せば完成です。
私は劣化(酸化)しない様に冷蔵庫で保管して大事に使っています。
生ニンニクとは違い香ばしい上品な香りです。
ガーリックオイルで作ったドレッシングは魚介のカルパッチョにもあいますよ。